過去のイメージから自由になれずに苦しんでいるあなたへ
先日、「人間から生まれる多様な問題を解決するための1点とは」という記事を書きました。
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その答えにもつながりますが、多様な問題を生み出している根本原因が本当に“観点”なんだなぁ、と思ったことがありました。
個人の観点もそうですが、それを生み出すようにしている人間共通の観点『脳の観点』。
脳の観点には、
1) 部分だけをとる
2) 違いだけをとる
3) 過去のイメージとつなげてとる
4) 有限化してとる(境界線をつける)
という特徴があります。
全部を統合的に駆使して、現実をみているのですが、今回生み出された問題に強く感じたのは、3番の「過去のイメージとつなげてとる」というものでした。
人間は過去の経験や体験によって創られたイメージから自由になることができず、それにより苦しむパターンが多いのです。
良いイメージでも悪いイメージも。
良いイメージであれば、過去これをしてうまくいった、成功した、というイメージから新しくチャレンジすることができないようにして、条件が変わった時に対応できなくなることがあります。
失敗を恐れ、革新的に物事を進めていくことが難しくさせてしまいます。
悪いイメージは言うまでもありません。
それが強烈であればあるほど、トラウマとなり、人格にも影響を与えてしまいます。
人が小さくなって、前に進めなくさせるのは、この過去の(悪い)イメージにつかまれ、いつまでもやってしまったことに後悔したり、先を読んで行動できなかったりすることなのです。
それをクリアするには、イメージを新しくするしかありません。
イメージを書き換えるのです。
そのため、無理やり様々な苦行的なことをやって、自信感をもつようにさせるものもあります。
今までのイメージはなかったことにする思い込ませるようなものもあります。
そのくらいイメージをゼロ化させることは困難なのです。
そのくらい脳の持つ機能は強烈なのです。
その脳の観点を根こそぎとることができたら、イメージからも自由になることができます。
その観点を根こそぎとる方法が“観点の次元上昇”なのです。
観点から自由。
観点を生み出す観点を持つこと。
観点の外。
そのイメージをインストールすることが必要なのです。
それができるようにする技術が認識技術「観術」なのです。
科学技術では補えない領域。
人間のイメージ。認識の世界なのです。
認識を開発する技術。
持っていて損はありませんよ。