無意識に持っている「心のお家・Mindome」~意識空間の“引き出し”整理への道②~
10月になりました。
9月は急に冷えだし、このまま秋になるのかと思ったらまた暑くなってきましたね。
夏の暑さに対する結果が体にも出てくる時期ですので、体調にはお気をつけくださいね。
先日から書いている「意識空間の整理整頓」について。
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今日は、前回の続き、
「自らの変化を“実感”できるようになった、誰にも適応する心の作動原理」について整理していこうと思います。
私たち人間もPCと同じように
情報を「入力」して「演算(記憶・制御・演算)」して「出力」する
というメカニズムをもっています。
まず、人間は『5感覚』を通して、情報を「入力」します。
視覚情報、聴覚情報…等がこれにあたります。
次に、その情報を高速処理する『脳』が「演算」にあたります。
この脳にひと癖もふた癖もあるのです。
私たちが物事を“認識”できるようにするのは、この『脳』があるからなのですが、
100%信じ込んでいると痛い目に遭います(笑)
これはとても重要なパートなので、また追ってしっかり書きます。
そして、『判断』して『行動』することで「出力」しています。
このシンプルな作動原理を使って、複雑な基準を生み出しているのです。
その基準を「心のお家・Mindome(マインドーム)」と言います。
これは、nTech創始者のNoh Jesu氏が造った造語になります。
何かというと、
犬が犬小屋につながれている状態では、鎖の長さを半径とした範囲しか行動することができません。
その中では、楽しく遊ぶことも休むことも、ご飯を食べることもできますが、
その範囲を超えたところに餌を置かれても食べることはできません。
同じように私たち人間も住んでいるお家を中心として行動する範囲が決められています。
普段の中で一番よく行く場所(おそらくは会社)に便利なところに家を設定して、そのお家を中心に買い物に行ったり、学校に行ったり、学びに行ったり…と行動する範囲が決まってきます。
東京に住みながら、毎朝大阪に出社する、という生活をしている人はいないのではないでしょうか。
そのように、住んでる家を中心にして「行動する範囲」が決められます。
では、「心のお家・Mindome(マインドーム)」は何の範囲が決められるのでしょうか?
それは、『判断する範囲』が決められているのです。
自分の「出力」している結果を生み出す基準を創っています。
考えること、感じること、イメージすること、表現すること、関係性構築すること等の判断する範囲を規定しているお家をもっているのです。
それがどのように創られるのかというと、
①5感覚から情報をインプットします。
この時、インプットできる範囲は、全てではありません。
人間の視覚で認識できるものは、380~780㎚の可視光線だけです。
それ以外の波長は認識することはできません。
同様に聴覚で確認することができる範囲は、20Hz程度~15,000Hzから20,000Hz程度の鼓膜振動を音として感じることができます。
この可聴域を超えた超音波を小動物はキャッチされるとも言われています。
“人間”にはキャッチできないだけで、あるのです。
その“人間”の5感覚でキャッチできる範囲の情報データをインプットしているのです。
②インプットする情報・データには範囲があります。
①の5感覚にインプットする情報・データには偏りがあります。
どんなものが情報・データとなりうるのか、というと全てです。
その時代や社会、情報、教育、知識、親や兄弟姉妹、先生や友達、社長や上司、同僚…
あらゆるものから「判断する」情報・データを収集しています。
③その情報・データを使って、考え、感情、言葉、行動、人間関係構築のアウトプットをしながら、「我という意識」が創られていくのです。
生まれた瞬間から判断の基準をもって生まれてくる人はいません。
どんな「心のお家・Mindome(マインドーム)」にも住むことができる可能性をもって生まれてくるのです。
ですが、どんな家庭環境なのか、どんな時代なのか、どんな社会情勢なのか等によって、少しずつ自分の判断が住む「心のお家・Mindome(マインドーム)」が創られていくのです。
お気づきでしょうか?
ここまで創られていく基盤は、“自分の意志”で創られていくものではない、ということを。
一番最初に創られていく基盤は、“お母さん”の言葉・判断が大きいのです。
その反復によって、
「私はこんな人間だ」
「人間とはこんなもんだ」
「社会とは環境とはこうだ」
という規定が入っていくのです。
“自分の意志”とは関係なく創られている土台の上で、知らない間にお家を創建していたのです。
そのことに気づくことは本当に難しいです。
不可能に近いです。
なぜなら、自分さえもその土台の正体がわかっていないのですから。
それをみていくことが「セッション」という道具です。
自分の意識をどこに置くのかということで、自分自身を客観視することは可能になります。
最初の基盤をみつけることをやってみたら、いろんな結果がおもしろいくらいに変わってくると思います。
「自分の意識をどこに置いておくのか」というのは、また別の機会に触れていきます。
そのお家から、自分の使えるエンジンが構成されていることとも通じていきます。
なので、まず、自分の判断の中心となっている「心のお家・Mindome(マインドーム)」に気づくことを一緒にやりませんか?
自分の無意識から意識の変化を創っていくのが、1段階の変化です。
それだけでも大きく現象世界は変化してきますよ。
一度お試しください。
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無意識エンジン発見セッション
<無意識パターンを意識化・自覚化、変化のきっかけをつくる>
人間は「変化したい!」と思っても、なかなか変化することができません。その原因は、無意識に働いている幼少期の決断(無意識エンジン・観点・判断基準)にあります。
無意識エンジン発見セッションでは、自分自身の無意識エンジンを発見し、そのエンジンによって繰り返している考え・感情・言葉・行動・関係構築のパターンを自覚することで、変化のきっかけをつくることができます。
思い込みによってつくった無意識エンジンを手放し、新しい決断エンジンを装着すれば、自らの意志で人生を設計し再創造することができるようになります。
まずは、このセッションで日常で繰り返している自分自身の無意識のパターンを意識化・自覚化してみましょう。
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