Creative of Zero Space

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存在させている“みえない背景”にスポットを当てて書いていきたいと思います!

「Dignity2.0国際カンファレンス」がみている世界

9月も半ばを過ぎました。

20日後に開催される「Dignity2.0国際カンファレンス」について、

日々、多方面との打合せが続き、準備も佳境に入ってきています。

 

今日は、改めて、「Dignity2.0国際カンファレンス」を通して、

どのような未来を描きたいのかという私の思いも含め残しておこうと思います。

 

Dignity2.0国際カンファレンス発起は2019年です。

2020年の東京開催を目指し、準備を進めていましたが、

コロナパンデミックに入り、初回の開催は断念しました。

 

2020年の世の中の流れをみて、

準備していたものは全て白紙に戻し、

開催地を大阪へと変え、

オフラインのみでなく、オンラインとメタバースといことも早くに取り入れ、

初の試みとして『トリプル会場開催』をしました。

 

初開催のため、何のイメージもありません。

すべて手探り状態で、運営、企画、動員すべてが同時進行。

毎日が忙しく、本当に大変でしたが、楽しかったな~。

 

この「Dignity2.0国際カンファレンス」を

世界中で開催していくことを目指しています。

 

世界中でやることを通して、

国家・宗教・民族・団体・性別・人種の

あらゆる違いを超えて、

シン人類として、次のステージへと昇華させていきたい!

そんな思いを持っています。

 

その背景に多様な問題があります。

ロシアとウクライナの戦争においても

21世紀になってもなお人類が変わっていないことを確認されたように感じました。

 

それだけでなく、

気候変動を始めとした環境破壊。

SDGsが解決できない持続不可能な問題。

AIの台頭により、人間がやる活動に意味価値が生み出せない、

今のままでは人間の用途が要らない(無用者)と言われる尊厳の危機。

貧富格差は広がるばかりで、女性が子どもを産みたくないと思わせる社会で少子高齢化はますます加速して行きます。

 

そんな、どこから手を付けたらいいかわからないような

山積みの問題を前に、

私たちは「教育革命」を訴えています。

人間が何かを明確に知ること。

その教育を「世界の基軸教育」へと広げていきたいと思っています。

 

何をもって「世界基軸教育」というのか、と思われるかもしれません。

ここへのヒントは『言語革命』です。

 

今までの問題を生み出してきた根本の問題。

そのDefineに成功したのです。

 

少し脱線しますが、

問題に対して、どのように解決するかを考えた時に

多くは「解決策」を探そうとします。

 

これに対して、

物理学者のアルベルト・アインシュタイン博士は、

地球が1時間後に破滅するとするならば、その1時間をどのように使いますか?

という質問に対し以下のように回答されたとのことです。

 

 

なぜ、そのような状態になったのかという

“根本問題”を発見するのに55分を使います。

そして、残り5分で解決策と実践をします。

 

どのように感じられましたか?

“根本問題”が発見できれば、残り5分で解決策を見出し、実行できると。

 

逆に言えば、

“根本問題”を発見することがいかに難しいのかということを感じることができると思います。

そのくらい多様な問題の“根本問題”を発見すること、規定できることが

とても重要になってきます。

 

話を本筋に戻すと、

現象に現れている多様な問題の“根本問題”の発見に成功したのです。

その“根本問題”とは何か?

実は、それが『言語の問題』と言っているのです。

「存在が動く」という主語、述語のある言語構造が問題だったのです。

 

誰が悪い、何が問題だ、ではなく、

『言語が限界』だったのです。

 

私たちが使う言語の構造では、

到達できない領域が多すぎるのです。

そこに到達できない限り、争いは終わらない。

 

なので、言語を変えることが必要になってきます。

新しい言語は「1-5-1」という

「動きが存在させる」言語になってきます。

 

この言語をもつことで

「Dignity2.0」に到達できます。

 

Dignity2.0は、絶対尊厳の世界です。

対が絶える世界なので、

比較不可能です。

格差も創りません。

唯一それだけがある世界。

そのイメージを共通土台として持つことができたら、

自分も相手も「Dignity」でみることができます。

 

世界中で共通イメージを持つことができたら、

冒頭で述べた、あらゆる違いを超えた世界を

世界中の人と共有し、創造していくことができます。

 

お互いに争い合う歴史から、愛し合う歴史へ。

お互いに奪い合う世界から、分かち合う世界へ。

 

理想でしかないと思うような世界が

実際に可能になります。

 

なので、

言語革命を通して、

教育革命を起こし、

世界へ「世界基軸教育」を提唱していく、

それがDignity2.0国際カンファレンスが目指す世界です。

 

 

2022年10月8・9・10日。

大阪からのバトンを受け、

北海道ニセコにて、開催します。

ぜひ、多くの方へ知っていただきたいと思います。

ご協力、ご声援いただけたら幸いです。

www.dignity2.org