Creative of Zero Space

ーZero Spaceを活用する生き方とはー

21世紀のリーダーが必須事項として知るべきこと<観点の6つの対称性の問題③>

GWも終わり、通常運転の日常に戻られたころでしょうか。

どのような休暇をお過ごしになりましたか。

ワクワクの日常になれる時間の使い方ができましたか。

 

ちなみに私は、濃度の濃い1か月を過ごすことができ、これが1か月の中にあったのか、と思うくらい充実した1か月となりました。

ここから楽しんで仕事に集中したいと思っております。

 

ちなみに、今回も1週間にも及ぶ研修のスタッフとして、このGWは韓国に行っておりました。

とても1週間とは思えない濃度で、でも終わってみたらあっという間で、とてもとても充実した毎日でした。

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私は今まで15年近く、研修やセミナーの運営責任者として、多くのセミナーや研修、イベントに携わらせていただいて来ました。

そこで、イベントやセミナーの規模や研修の形態によって、様々なLeadershipを学んで創ってきました。

 

以前、一般的にリーダーに必要とされる「決断力」を養う前に、Leadershipをとるためには、“大前提”として知るべきことがある、ということを書きました。

creative-field.hatenadiary.com

 

前々回から、その“大前提”を知らないばかりに翻弄されてしまうリーダーの苦悩から、どのようにそれを解決できるのか、ということをシリーズにして書いていています。

 

その“大前提”

Leadershipをとる上で、これからの時代、知らなければならない必須項目となるのが、

「観点(判断基準)の問題」

です。

このことに気づかずにとってきたLeadershipは大変だったと思います。

 

・方向性を示したら、メンバーのMotivationが下がって、ケアすることが大変だった。

・決定事項を共有したら、反対意見が出て、まとまらなかった。

・言われたことをやることはできるが、新しいアイデアや意見を求めても出てこない。

・年齢・世代が違いすぎて、考えていることがわからない。

・マニュアルがないと仕事ができない。自分で考えて実践できない。

・自分の意見に固執して、こちらの意図を聞いてもらえない。

等々

 

何かしら心当たりはあるのではないでしょうか?

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年齢・世代でも大きく当然とされていることが変わってきます。

そこからくる意見の食い違い、考え方の大きな相違が生まれてきます。

だからと言って、「年齢・世代が違うから一緒に仕事はできません」とは言えませんよね。

むしろ、育てていかなければなりません。

本人の主体性、能動性、やる気からくる育成が必要になります。

 

実は、人と人とのコミュニケーションやTeamplayには矛盾が溢れているのです。

それが生まれる背景に気づけるかどうかで大きく変わってきます。

 

それが、Leadershipをとるためには必須条件となる「観点の問題」を知ることなのです。

実は、その観点があるというだけで、起こる問題のパターンがあるのです。

 

そのことを整理すると次のように言うことができます。

 

<観点の6つの対称性の問題>

①観点の非認知と認知の問題

②観点の異質性と同質性の問題

③観点の流動性と固定性の問題

④観点の他発性と自発性の問題

⑤観点の肯定と否定の問題

⑥観点の完全性と不完全性の問題

 

 

 

今日は、その中の③「観点の流動性と固定性」について、書いていこうと思います。

 

まず、観点の流動性というのは、人の観点に合わせて自分の観点を移動させてしまうことです。

Aさんが発したことに「なるほど、それもいいね」と思ったら、Bさんが話し始めたことに「確かにそれもあるよね」とみんなの観点に流されてしまう人いませんか?

そうなると何が問題となるのでしょうか?

人の観点に合わせてしまうので、自分が何を考えて感じているのかわからなくなってしまいます。

それによって、主体性がなくなり、自分がわからなく、みえなくなってしまいます。

日本は昔から「長いものには巻かれよ」という言葉があるように権力や勢力のあるものに対して、敵対するのではなく、傘下に入って従う方がいいという処世術として言われていることが多いですが、それが無意識に浸透しているような雰囲気があります。

表面上、人とうまくいっているようにみえますが、陰では「八方美人」と言われたりしていませんか?

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今の時代、果たして「長いものに巻かれろ」の精神でうまく生き抜くことができるのでしょうか。

AIが台頭する時代です。

今まで人間よりも優れた知性をもつ存在に出会ったことがなかった人間にとって、今までの時代にうまくいくことができた権力保持者や巨大勢力の傘下に入り、成功の道を収めることができるとは私は思いません。

現に、毎日のニュースの中でも大手企業の名前を聞くことが増えたのも昨今のできごとではないでしょうか。

リーダーとなるなら、なおのこと人の意見に振り回され過ぎてはメンバーがどうしていいのかわからなくなりますし、まとまらなくなります。

 

 

では、周りに合わせて観点を移動することが問題になるなら、周りに合わせることはしないで、固定したら問題は解決できるのでしょうか。

どう考えてもその形で問題解決できそうにはありませんよね?

 

Leadershipをとる際、困ることの1つとしてメンバーが自分の主義主張に固執して、こちらの意図を理解してもらえないということがありませんか。

気づいたら『何度言ったらわかるんだ!』という言葉が出てしまってはいないでしょうか。

相手が自分の観点を持って人の話を聞くので、どれだけ集中して話を聞いていると思っても自分が解析した通りに動いてしまうのです。

その結果、いつも仕上げてくるものはこちらが欲しいものとは違うものとなり、上記の言葉『何度言ったら…』がつい口を突いてしまう結果になってしまいます。

だからと言って、相手に変化を要求するものとも違います。

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逆にリーダー側が自分の観点に固定しているケースも多いのです。

気づいていますか?

 

今までやっていたこのやり方が一番効率いいから。

今までのリーダーがこの流れをやってきたから。

自分がやったこれが…

観点が固定してしまうと、全てがマンネリでみえます。

それによって、メンバーに対して「こいつはこういう奴だから」等決めつけて出会っていませんか?

リーダーが固定してメンバーをみることによって、みんなの可能性、能力を開花できず、変わらない「できない社員」にしてしまっているのです。

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人材育成において、一番解除したいフィルターが「観点固定」の問題かもしれません。

それを根本から解決するためには、人間が生まれた時から持っている「脳の機能」を知らなければなりません。

なぜなら、脳の機能に一部が「観点固定」の問題を創っているからです。

 

観点や意見がコロコロ変わってしまうことも問題です。

だからと言って、観点を固定してしまうことももっと問題です。

どっちにもなれる、どっちにも付かない、柔軟な観点を持つためにはどうしたらいいのでしょうか。

 

ヒントは、アインシュタイン博士の残した言葉

『いかなる問題も、それをつくりだした同じ意識によって解決することはできません』
(アインシュタイン150の言葉より)

ですよ。

 

更に、次回以降も「観点の6つの対称性の問題」について深めていきましょう。

 

今回は、③観点の流動性と固定性の問題についてかいてきました。

 

AIが台頭する時代。

Leadershipをとる人だけでなく、この時代を生きる人間には絶対に知らなければならないことが「観点の問題」であると強く思っています。

その中でもLeadershipをとる人には知るべきことの「大前提」であると思っています。

 

自由な観点を手に入れて、チームプレーを楽しみながら仕事をしていきましょう。