コミュニケーションの本質を知るために知るべきこと
新年度が始まり、1か月が過ぎようとしていますね。
昨年度から環境が一変された方、新しい立場の役割をスタートされた方、心機一転、本年度の目標を立てて動きだされた方等、新しい動きがはじまっていることと思います。
New Startするには背中を押してくれるよい季節ですね。
その中で、自らのpositionが変わることにより、コミュニケーションの質の強化を求められる状況に立たされている方や周りの人が今までと変わり、相手がどんな人なのかを知ることから始められている方等いらっしゃるのではないでしょうか。
コミュニケーションとは何か。
その本質を考えれば考えるほど、実はとても深くて、本当の交流ができていないということを感じられるのではないでしょうか。
“コミュニケーション”を学ぶセミナーや講座も増えてきましたね。
そのセミナーや講座の多くは、あるジャンルに特化したノウハウや例文を伝えることが多いように思います。
その場合、そのジャンルに当てはまらなければ使えないですよね。
また、通用する人には通用するけど、しない人には通用しない。逆に、全く同じことをできる人とできない人が生まれてしまいます。
果たして、そこからコミュニケーションの本質をみることはできるのでしょうか。
本質ということは、できる人できない人の格差があってはダメなのです。
誰もが同じように使える仕組みでなければならないのです。
コミュニケーションにも仕組みがあるのです。その仕組みを知ればしるほど、人とのコミュニケーションが楽しくなります。
コミュニケーションの仕組みを知る前に、知るべきことがあるのです。
それがどういうことなのか、ということを昔『なるほど!』と言われたことがあった会話を使ってシェアしたいと思います。
お話をさせていただいた方は、もともと理系脳で国語が苦手だったというお話をしてくださいました。
中でも、一番納得がいかなかった(今でもいってない)ことが、
『作者の言いたかったことは何か』
という設問に対して4つほど解答が準備されているパターン、だそうです。
2つは、消去法で外せるけれど、残る二者択一でいつもハズレをひいてしまうとのこと。
その答えにいつも納得がいかず、解析を読んでも腑に落ちないとのことでした。
それを聞いていた私は思わず
『その作者は何が言いたいのかであって、自分の意見はいらないんだよ』
と言ったら
『あー!なるほどね!!』と、腑に落ちたようなのです。
その後、
『先生もそう言ってくれたら納得できたのに・・・』
とも言っていました。
今の時代、相手の立場になって物事をみてみる、考えてみる、ということは容易なことではなくなっています。
なぜならば、自分の考えや感情や行動もバラバラで自分が何を感じ、何を思い、何をしたいと思っているのか自分でもわからない、というくらいパンパンな状態になっていることが多いからです。
自分の考えは置いておいて、そのときの相手は何を感じているのか・・・
共感能力が育ちにくい環境でもあるような気がします。
それは、1人ひとりが持つ“判断基準・観点”を知ることでもあります。
人間は、誰しも“判断基準・観点”を持っているのです。
そして、それはみんなバラバラです。
誰一人として、同じ“判断基準・観点”を持っている人はいないのです。
なので、人と話してもわかりあえなかったり、自分の希望が相手に伝わらなかったりとコミュニケーションに置いての衝突やあきらめが溢れているのです。
だからといって、みんなを同じ“判断基準・観点”に統一させることもできないのです。
もっと問題になります。
なぜなら、それが1人ひとりの個性でもあるからです。
それを画一化させてしまうことは、個性を殺し、ロボットのようになってしまうのです。
また、違う観点が出会うから新しいものが創造されます。
それが、1点からしかみることができなければ、何のCreativeも生まれませんし、進化もおきなくなってしますのです。
さらに、その“判断基準・観点”は不完全です。
完全なものはありません。
その“判断基準・観点”を創り出している要素である、5感覚と脳が実は不完全だからです。
人間は誰しもその不完全な“判断基準・観点”に固定させてみているのです。
そんなことにも気づかないで、無意識に「自分が正しい」と思いこんでいる状態なのです。
そんな一人ひとりが、それぞれ“判断基準・観点”という名の【剣】を無意識に振り回しながら、コミュニケーションして、一緒に仕事して、協力関係を創ろうとしているのです。
さらにプライベートでは、恋愛をして、結婚をして、子どもを生んで、育てて、教育をして・・・
としているのが、今の人間一人ひとりであり、社会なのです。
それで、みんな必死でつながろうとしているのです。
その状態で『私のことをわかって!!』と心から訴えているのです。
そんな社会に、時代に生きているのが、今の私たち人間同士なのです。
長い歴史が培ってきたもの。
それを紐解いて、一人ひとりが無意識に振り回していた【剣】を下ろすことができる技術があるのをご存知でしょうか。
それは“認識技術・観術”という新技術です。
自分以外のものを変化させる技術ではなく、「認識」を変化させる技術です。
まずは、認識とは何か。
また、自分はどんな認識をしているのか。
ということから知っていって、その認識をなぜ変化させる必要があるのか、ということがわかれば、変化させたい、と必ずなるはずです。
なぜなら、それそのものが自分でも知らない間に振り回していた【剣】を生み出していた正体でもあるからです。
今の時代、AIも登場し、希望も持てず、人の心が殺され、人間性が殺されている時代です。
いろんな知識やノウハウを学ぶよりも一番重要なことがあります。
それは、
『人間とは何か』
『生きるとは何か』
ということです。
今までは、答えが出ないものとして、また抽象的な世界として扱われてきたジャンルになるかと思います・。
でも、人の心が殺され、人間性が破壊され、尊厳が無視されている時代。
これ以上、無視することができないジャンルになっているのではないでしょうか。
そのことに人類が気づき、目覚めていく時代になっています。
人とのコミュニケーションを円滑にしたいなら、チームプレイを活性化したいなら、まず知るべきことだと思っています。
まずは、自分がどんなに危ない【剣】を振り回していたのか、ということを知ることだけでも、上記の変化を助けると思います。
22年間変わらず伝え続けている実績があります。
私も稚拙ながらお伝えさせていただいております。
興味を持たれたら、まず1日というお時間だけでも投資くだされば、大きくこの先の人生が変わることをお約束します。
今の時代を共に生きている同士として、ぜひ共有したい内容です。
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未来の同志に会えることを楽しみにしています。