強く大きく前進するための1つの選択肢
「その時の日本はどんな国になっているのでしょうね」
ある映画のある場面のセリフです。
私は、この場面を観たときにいつも涙がでます。
どんな日本になっていることを願って、自らの命を懸けたのか。
今までの日本を創った人たちはどんな思いで“日本”という国を自らの中に持っていたのか。
日本人というアイデンティティをどのように立てたのか。
なぜ、
日本という国家アイデンティティが持てなく、少しでも日本を語るならば、偏った見方と引かれるような国になってしまったのか。
日本という国にプライドを持つことができない日本人になってしまったのか。
たくさんの夢に破れ、勝者との差を見せつけられ、頑張ること、熱くなることをやめ、周りに合わせ、周りの目を気にしながら生きることが忙しくなっている日本人。
その姿をみて、冒頭のセリフの彼は何を感じるのだろう。
どんな言葉をかけるのだろう。
その当時には、それ以外の選択肢がなかった人たちのとった行動があります。
どれだけ、おかしなことだと思っても、未来の日本に向けて、それ以外の選択肢がなかったとしたら。
日本が前に進むために、日本が大きく強くなるために、それしか選択ができないとしたら。
その思いを引き継いだ私たちが持つべき選択肢もまた1つしかないのではないか、と思うのです。
しっかりとその意志に触れ、その意志を引き継いでいきたいと感じる今日この頃。