昨日の続き。
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漢方の基本にある考え方は「陰陽五行説」というものです。
「陰陽論」も「五行説」も何となく聞いたことがあると思います。
私も知っていました。
今日はその「陰陽論」について整理していこうと思います。
この宇宙自然は、すべて「対称性」によって成り立っています。
上があれば、下がある
右があれば、左がある
昼があれば、夜がある
暑いがあれば、寒いがある…
という感じです。
その対称性を「陰陽」で整理しています。
漢方での「陰陽論」は、「月と太陽」というのをが基準になっているようです。
その陰陽という2つの対称が変化しながら、バランスをとっている
というのが漢方でいう「陰陽論」なのだそうです。
常に変わるものなので、「絶対性」ではなく「相対性」なのです。
四季をみても、
春から夏にかけては、だんだん日が長くなり(陽が増える)月が短く(陰が減る)なります。
夏から秋にかけては、日が短くなっていき、
秋から冬にかけては、月が長くなっていきます。
科学の世界でも言われているように、宇宙の中は、常に対称的で、対称性崩壊をしながら進化しているのとつながってきます。
超対称から対称性崩壊がどのように起こったのか、それがビッグバン理論ともつながってきますが。
この話はまた別の機会に…
明日は、「五行説」について、一段階整理してみようと思います。