Creative of Zero Space

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存在させている“みえない背景”にスポットを当てて書いていきたいと思います!

コミュニケーションのルール

お魚が生きるためには、必ずあるものが必要です。

それは「海(水)」です。

 

お魚と海の関係は様々なことに応用ができるのです。

その中で今日は、『コミュニケーション』について書いてみようと思います。

 

お魚が私たち1人だとしたら、普段、コミュニケーションをしているのは、

お魚とお魚

だと思いませんか。

 

だけど、それだとコミュニケーションは本当は成り立たないのです。

 

本来、コミュニケーションは役割分担した時には、

「話し手」と「聞き手」

というポジションがあります。

 

「話し手」が話すときには、その話を受け取る「聞き手」がいるのです。

ですが、その「聞き手」が自分のことでいっぱいだったり、話している人の話を自分の知っている知識に当てはめながら聞いていたら、「聞き手」という役割を担っていないのです。

それは、お魚とお魚のコミュニケーションになってしまうのです。

 

では、役割が明確になったコミュニケーションとはどのようなイメージでしょうか。

それは、「話し手」がお魚であれば、「聞き手」は海になってあげることなのです。

細かく言えば、『話し手の海に溶ける』ということでしょうか。

 

自分のイメージする海を相手に準備してあげるのではなく、相手がどんな海に泳いでいるのかを海そのものになって相手の話を聞いてあげることができたとき、相手が本当に言わんとすることがわかるのです。

相手も、理解してくれたと思うのです。

 

自分の判断は置いといて、相手の海そのものに溶ける。

それが、話し手=∞と聞き手=0のコミュニケーションの基本なのです。

その交流がベースにあってコミュニケーションができれば、いつも循環することができるのです。

 

お魚と海の関係性シリーズは今後も続けてみます。