またしてもTEDネタですが、小学生の女の子の夏休みの自由研究の課題から、特許を取得したという内容のプレゼンです。
小さな発明家の誕生のきっかけは、やはり「問題発見」にあったようです。
最初は課題をどのように終わらすかに焦点があったと思いますが、“自由研究”となると、何を対象に研究をするのかのテーマが必要になると思います。
その時に、自分ができ得る範囲にイメージを広げ、何かないかを探したのだと思います。
その時にひらめいた問題意識と今までに経験した知識とが結びついて、実験がスタートしていったのだと思います。
プレゼンの構築も非常に上手く、どのように始まって、どのようなプロセスを経て、どのような商品が出来上がったのか、それを通して、どんなことに気づき、何を伝えたかったのか、ということがよくみえます。
本当の商品開発のように、何度も試行錯誤を重ねてできたものであるということもうかがい知れます。
最初に投げられた“自由研究”というZero Spaceから、情報取集をし、問題意識を獲得し、そこから問題発見をし、問題解決に向けて、イメージを広げ、アイデアがひらめき、そのことをアウトプットして、商品企画、商品制作、試行錯誤を繰り返し、特許商品を開発し、人に伝えられる大切なことまで得るという経験は普通に生きていてもほぼ得ることのできない経験だと思います。
彼女を取り巻く環境となる家族もとても素晴らしい方々だと感じています。
プレゼンの結びには、下記のように伝えています。
彼女のこれからの人生の大きな糧になっていくのだと思います。
私も学びたいと思います…
ーきっかけは大好きな家族や友達の中にあります。
ひらめきは遊びの中にあります。
成功はあきらめた頃にやって来ます。
そして皆さんひらめいたら失敗を恐れずとにかくやってみる。
これが一番大切なことだと思いますー