柔らかい心と強い意志と
今日は、明治神宮へお参りに行きました。
おみくじは、昭憲皇太后様の詠んだ歌「寧静」をいただきました。
ーいかさまに 身はくだくとも むらぎもの
心はゆたに あるべかりけりー
人生の航路は決して平穏ではない。
多くの難関を乗り越えなければならない。
たとえ、骨身を砕くような時でも、心はいつも平静に豊かに心がけること。
この歌にも詠んだ当時の背景を感じながら、メッセージを受け取りましたが、
昔の日本の歌を詠む文化にも心の柔らかさ、美しい想像性を感じました。
日本人は感情を表現することが苦手とするふしがあります。
昔は感情を歌に詠んで表現をすることができていた人種です。
心を柔らかく、感情や意志を育てていくのに歌を詠むことはステキな文化だなと思った参拝でした。